あさのじかん
本を読もうよ。
県庁おもてなし課
県庁おもてなし課
有川 浩 角川書店
高知県庁観光部におもてなし課が発足。
まずは、観光特使制度
(県出身の著名人に観光特使になってもらい、
高知県をアピールしてもらう)を始めた。
観光特使のひとり、作家の吉門より
趣旨が理解できないとメールがはいり、
25歳の掛水は、その対応におわれる。
その後も吉門からのたびたびの指摘に
おもてなし課は、『お役所しごと』が
いかに『民間感覚』から離れているか
知らされる。
高知県を愛すべくおもてなし課の
奮闘。(掛水を中心に話は進むのだが)
その縦軸、そして掛水の恋の行方、人間模様
が横軸に描かれている。
吉門の素の部分は、実に興味深い。
おススメしたい本
何度でも読みたい本
お気に入りの一冊
タイトルにひかれ、読み始めた。
最初から面白い。
ぐだぐだなおもてなし課(掛水)と
吉門のやりとりが興味深い。
お役所と民間の違いがきっちり描かれて、
結局、高知県をアピールしている観光小説
なんだ。その着眼点もいいなあ。
「三匹のおっさん」から二冊目の
有川 浩さんの本。
ファンになっちゃうなあ。
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