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森乃あさ 

Author:森乃あさ 
児童文学を書くことが好きな、人に言わせると、
まめなB型。そして山ガール。
最近、ハーフマラソンはじめました。

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チョコレートと青い空

チョコレートと青い空

「チョコレートと青い空」
           作:堀米 薫    絵:小泉 るみ子
           そうえん社

第58回 青少年読書感想文全国コンクール
      小中学生の部  課題図書

あらすじ
牛を飼っている専業農家の一家にガーナ人の
研修生がやってくる。弟(主人公、小5)、妹(園児)は
すぐになつくものの、反抗期真っ只中のお兄ちゃん(中2)
は、あいかわらず無関心を装っていた。

一ヶ月、一緒に暮らす間に、知らなかったガーナのこと
を知り、エリックさんの目を通して自分の生まれた場所、
農業を見ることで成長していく。
お兄ちゃんもしだいに心を通わせていく。


~私はこう思いました~

作者の家は、和牛農家。国際協力事業団を
通してさまざまな国から研修生がやってくるそうです。
その体験をもとに書かれました。
牛を世話するシーンはとても具体的です。

弟がお兄ちゃんをこっそり「かげネコ」と呼んでいる。
こそこそ隠れるいじけたネコそっくりだから。
小5の弟にとって反抗期のお兄ちゃんはそう
うつるのだろう。家族の物語としても楽しめるが、
この物語を通して知らなかったことを知ることが
改めて本の面白さだと思った。

たとえば、
ガーナってチョコレートの国だと思っていた。
子どももチョコレートをたくさん食べていると。
ところが、ガーナにあるのは、チョコレートの原料の
カカオ。カカオ畑では、おとなと一緒に子どもがたくさん
働いている。貰えるお金はほんの少し。
甘いチョコレートは高級品。


フェアトレードチョコレートって?
カカオを割る子どもの写真を見たおかあさんが、
ある日、フェアトレードチョコレートを買ってきた。
立場の弱い国の生産者を守る考え方で売られている
チョコレートだ。本の中では値段は3倍と書かれていた。

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