豊田のまちから……365日 絵本 それからいろいろ・・・



   
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プロフィール

森乃あさ 

Author:森乃あさ 
児童文学を書くことが好きな、人に言わせると、
まめなB型。そして山ガール。



好きな本

きりがないので、代表して
◎穴 HOLES 
 ルイス・サッカー

好きな作家

きりがないので、代表して
◎倉本 聰さん(脚本家)

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小学4年生

   
小学4年生のクラスで
読み聞かせをしました。
3冊読みました。
「こどものすきなかみさま」は何度も読んだ絵本なので、
ほかの絵本より気持ちが入ってしまいました。
4年生の生徒さんたちは熱心に聞いてくれました。
なるべく生徒の顔を見ようとつとめたので、
彼らの瞳が、本に集中してくれているの
がよくわかりました。

ぼうし

「ぼくのたいせつなぼうし」
           ヒド・ファン・ヘネヒテン  さく・え
           のざかえつこ  やく

雪だるまのくにでは、いろんなかたち、いろんな大きさの
雪だるまが住んでいる。
枝やほうきを持っていたり、マフラーを巻いていたり、
格好はいろいろでも、誰もが「ぼうし」をがぶっていた。
スノーぼうやも毛糸のぼうしをかぶっていた。

ある日、東のくにからやってきたクルという
雪だるまは、ぼうしをかぶっていなかった。
クルは、旅の途中、ひどい雪あらしにあって、
お気に入りのぼうしを飛ばされてしまい、探したけど
見つかない、悲しい思いでここまでたどり着いたという。

「だったら、ぼくのぼうし、何日か貸してあげる!」
と、スノーぼうや。クルはよろこんでスノーぼうやの
毛糸のぼうしをかぶった。

ところが、何日もたっても、クルはぼうしを返してくれない。
スノーぼうやはクルにいった。
「こんにちは。ちょうしはどう?」
「さいこうだよ。はじめは慣れなくていろいろ苦労したけど、
今じゃもう、ここがおれのうちだ」
「よかった。じゃあ……ぼくのぼうし、返してくれる?」
「このぼうしがないとやっていけない。これがないと、
おれは……はだかになったきもちがするんだ」

どうしたらいいかわからなくなったスノーぼうやは、
世界中を見てきたおじいさん雪だるまのアルフレッドに
相談した。

すると、アルフレッドはみんなを集めて、聞いた。

スノーぼうやはやさしい気持ちでクルにぼうしを貸した。
だが、クルにもそのぼうしは必要で、スノーぼうやは今、
頭にかぶるものがない。
どうしたらいいんだろう?
一人一人がスノーぼうやとクルの気持ちになって
考えておくれ。

「クルをこらしめよう」
「雪でぼうしを作ったらどう?」
「スノーぼうやはまだまだ若い。ぼうしがなくても
そのうち慣れるだろうよ」

すると、突然スノーぼうやがいった。
「かわりばんこにするのはどう?」

アルフレッドはいい考えだと、まず自分のぼうしを
スノーぼうやの頭にひょいと乗せた。
それから、雪だるまのくにでは、ぼうしを毎日
かわりばんこにかぶるようになった。
はだかの頭で歩くとき、
「自分もだれかに大切なぼうしを貸すことができた」
と、ほっとした気持ちになった。



やさしい気持ちで貸してあげた。
でもいつまでたっても返してくれない。
悲しくなるよね。
友情がくずれることにもなりかねない。
小4の生徒たちもあるあると思って聞いていた
かもしれない。

こどもの

「こどものすきなかみさま」
           作  新美南吉
           絵  いわむらかずお

こどもの

「子どものすきな神さま」
        作  新美南吉
        絵  渡辺洋二

こちらの本では、
「兵隊へいたいごっこしよう。」
「そうして、いちばんつよい子が大将たいしょうになり、
あとの十二人が兵隊へいたいになって、
一列れつにならびました。
「きをつけッ。ばんごうッ。」
と大将たいしょうがごうれいをかけました。

いわむらかずおさんの絵の方の絵本では、
文章の表記が一部異なっていました。

「がっこうごっこしようよ」
「そうして、いちばんできるこがせんせいになり……」
「きをつけっ。ばんごう」
とせんせいがごうれいをかけました。

こうして、表記は時代とともに、一部かえられていきますね。
読者にもわかりやすいと思います。

ナガナガくん

「ナガナガくん」
        シド・ホフ  作・絵
        小船谷佐知子 訳

とてもたのしい絵本です。
上の2冊は、じっと聞いてくれていましたが、
こちらは話し声や笑い声がしました。
1冊はこういう楽しい絵本にしました。

 

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今年も味噌づくり

   
みそ1

今年も注文しておいた手作り味噌セットが届いた。
赤みそです。

みそ2

みそ

煮大豆、こうじ2種類をたらいの中で混ぜる。
そして、大きなタッパにうつし、保存。
だいたいこんな感じですが、
他に必要なものは、
・ホワイトリーカー(適量)
たらいや保存用タッパを消毒のため拭いておく。
手も拭いておく。
・さまし湯25ml(煮大豆は重いというか、混ざるのに
さまし湯を入れると、混ぜやすい)
・塩(適量)最後に使う
塩は味噌に入れません。
画像に大きく映っていますが、
最後に使うのみです。
・サランラップ

みそ4

煮大豆を入れた。

みそ5

こうじ2種も。混ぜ合わせる。
ちょっと大変。
あまり混ぜ過ぎると、こうじ菌が死んでしまうので、
手早く、さっと。

みそ6

保存用のタッパに入れる。
混ぜたものをおむすび大に丸めて、
たたきつけるように。
中に空気が入らないように。
◎空気中の雑菌が入ると、
味噌の表面にカビがはえることが
あるそうです。といっても、完成時、
表面にカビがはえても失敗ではなく、
表面から5~10ミリくらい取り除けばいいそうです。

みそ7

表面を平らにならし、ラップをぴったりとする。
まわりに塩をドーナツ状にまく。
しっかりフタをして密閉する。

風通しがよく、陽の当らない場所で保管。
だいたい1年弱。
毎年作るので、なくなると、出してきます。

みそ8

去年作った味噌。
発酵すると、色が変わるね。
味噌らしい色。
うまくいきました。
今年もうまくいきますように。


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小学一年生 

   
新年最初の小学校での読み聞かせは、
一年生でした。
なるべく子どもたちの顔をみようと思っています。

めんどり

「今年は何年?」と話しかけると、
「酉年~」元気いっぱい返ってきました。
ねこやいぬやねずみがおとなしいめんどりの手伝いを
まったくしない。声をかけても毎回こういわれる始末。
「いやだね」
「いやだよ」
「いやだな」
ここに子どもたちの目はくぎづけ。

全く手伝わないから、美味しいケーキを
おとなしいめんどりは誰にもあげず、一人で食べた。
おとなしいめんどりが、手伝わない3匹に文句を言うシーンがある。
『おとなしくないじゃん』といった子がいた。

後ろの方の子は前のめりに、目は一生懸命見ようとして、
耳もきっと敏感になっていたんだろうね。
1年生のそういう姿勢って感動する。

ゆきだるまはよるがすき

「雪降ったね。雪だるま作った?」
わりと「作った~」という声が多かった。
「作った雪だるまは、夜になるとどうなる?」
「とける」
「夜になると、雪だるまたちは何をしているのかなって
いうお話です」

雪だるまがいろんな遊びをする。
「そんなわけないじゃん」という声がちらほら聞こえてきました。

1やあ

「また雪だるまの話?」と前の方の子。
「そうだよ。そりゃ今日は雪だるまの話だよ」

「このお話は、アメリカの話。
アメリカの雪だるまは3段。
日本は頭と胴体の2段重ねだよね」
ふーん、へえって顔をしていました。
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黒ねこのおきゃくさま

   
くろねこ

「黒ねこのおきゃくさま」
      ルース・エインズワース  作   荒 このみ  訳
       山内 ふじ江        絵

黒ねこは誰だったんだろう?
黒ねこは神さま?
神さまは、ときどき人間をおためしになるのだろうか?


おじいさんにとって土曜の晩は、特別な日だ。
一週間に一度だけ、おいしい肉のごちそうと
ミルクに浸したパンを食べる日だからだ。

ところが、とんだお客さまがやってきた。

外は雨も風も強く吹き荒れていた。
お客さまは、足は細いし、しっぽはまるで
黒いひものような、みすぼらしいねこだった。

おじいさんは、びしょぬれのお客さまをタオルで
拭いてやり、ミルクをわけてやった。
喉を鳴らしながらあっというまに飲み干すと、
黒ねこは前より大きな声で鳴いて、おじいさんの顔を
見上げ、食器棚を見た。
おじいさんは食器棚から残りのミルクをだしてやり、
パンもちぎってやった。
ついには自分の分までやってしまった。

けれど、黒ねこはたいらげてしまうと、
ひもじそうに部屋の中を見回り、
今度は食器棚の羊の肉をかぎつけた。
おじいさんは肉のはしをきってやったが、
それだけじゃ満足しない黒ねこは前より激しく
食器棚をひっかき、おじいさんは自分の分も、
ついにはスープにでもととっておいた
骨までもやってしまった。

もうなにもないとわかると、黒ねこは、暖炉の前でぬれた毛を
整え始めた。見ると黒ねこの毛はやわらかく、
ふさふさになり、、ひげはぴんとはって、しっぱはふくらみ、
さっきの2倍になっていた。

まきは2本しかなかった。火が消えると、
黒ねこが寒がるので、おじいさんは2本とも使ってしまった。
それでもおじいさんは幸せだった。
客さまはのどをごろごろならし、おじいさんは黒ねこと
一緒にいるのは、とても心地よかった。

真夜中も過ぎ、おじいさんが寝床に入ると、
黒ねこも一緒に入ってきた。毛布を巻いても寒かったのが、
黒ねこが気持ちよさそうにしていると、
おじいさんも体があたたかくなってきた。

朝になった。食べ物もなく、暖炉にくべるまきもない。
黒ねこは扉へ行くと、おじいさんは開けてやった。
外は夕べも雨もやみ、輝くような日、黒ねこはまるで
杖王さまのようにどうどうとして見えた。
そして黒ねこはいった。
「あなたのミルクもパンも肉も全部食べて、
まきも全部使わせてしまった。
どうしてわたしを追い出して、
扉を閉めてしまわなかったのですか?」
 
「おまえははらぺこで寒くてふるえていた。
体もかわてあたたかくなり、満足しているじゃないか。
おまえとわしは知らない者同士だったけれど、
今じゃあ、友だちじゃないか」

黒ねこは林の中へ消えて行った。雪が残る道に足跡はなかった。

おじいさんは家へ戻ると、さみしくなった。
ところが不思議なことに、食器棚にはミルクがあり、
肉もパンもある。まきも山のようにつまれていて、
暖炉には火がもえて、フライパンの肉がじゅうじゅう焼けていた。
その晩、寝床にはいると、夕べのように頭のてっぺんから
足のつま先まであたたかくなり、ぐっすりと眠ることができた。

それからおじいさんの家の食器棚は
からっぽになったことがないし、
まきもなくなることはなかった。

くろねこ1

おじいさんが最後の最後にとっておこうとしていた骨を
むさぼるようにかんでいる絵。

黒ねこの表情がとてもいい。
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やぁ ゆきだるま

   
1やあ

「やぁ ゆきだるま」
    ロイス・エイラト  作
    ふじさきなおこ  訳

雪が降ると、やっぱり雪の絵本が読みたくなります。
雪の絵本って、多種多様。
ファンタジーから科学もの、この絵本のような斬新なデザインの
絵本もあります。

かえでのおし葉、くるみ、いちご、ピーナツ、ひまわりの種、
鈴、レーズン、ポリビアの帽子、ビンのふた、えんぴつ
ポップコーン……。
いろいろな材料を使って、雪だるまを表現しています。

やあ

これはパパゆきだるま。
目はレーズン。鼻はいちご、口はコーン(ポップコーンになる前の)、
おなかにはポップコーン。ポリビアの帽子をかぶっています。

       ゆきのたまを三つまるめて、
       パパゆきだるまのできあがり

と書いてあるのですが、アメリカの雪だるまは3段重ね。
日本は頭と胴体の2段ですよね。

見て楽しいおしゃれな雪だるま絵本。





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